少年少女の無邪気さと不気味さ:「キャリー」が好きなら「ぼくのエリ 200歳の少女」もオススメ!

今では映画化の常連であるスティーブン・キングのデビュー作をブライアン・デ・パルマ監督が映像化した「キャリー」は、超能力を秘める少女がいじめをきっかけにその力を暴走させ悲劇的な末路を辿るホラー映画の傑作。ストーリー後半のフロムパーティを舞台にした喜びと不安、超能力の発動とパニックは、非常にアメリカ的なホラーと感じさせる。

一方でヨーロッパ的なホラーとして、吸血鬼、猟奇殺人、雪の降る暗い雰囲気の映画として、「ぼくのエリ 200歳の少女」も名作である。原作者であるヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストが脚本も担当し、トーマス・アルフレッドソン監督によって映画化された。いじめを受ける少年が出会ったミステリアスなエリは実は吸血鬼であり、猟奇殺人が多発する中で、いじめへの復讐も果たし、少年とエリは・・・というストーリー。モノクロに近い映像の中で多用される赤色(血)が印象的。

ちなみに、どちらの映画もクロエ・モレッツ主演によりリメイクされているが、どちらもリメイク元である上記作品が優るのでこちらをご覧いただきたい。