好きな映画と同じスタッフがつくる映画と聞けば、誰もが期待を抱きます。期待通りのこともあれば、裏切られることも・・・。
「キック・アス」をつくったスタッフが「キングスマン」をつくりました。これは期待通りの面白さ!ということでご紹介します。
キック・アス
「キック・アス」はマシュー・ボーン監督、マーク・ミラー原作のバイオレンス・アクション映画。ヒット・ガールを演じたクロエ・モレッツの可愛さと猟奇さが魅力的でありながらも、アメコミへのオマージュやタクシードライバーへのオマージュなど小ネタも入れ込んで爽快なアクション映画に仕上げている。
しかし続編となる「キック・アス/ジャスティス・フォーエバー」はマシュー・ボーンがプロデューサーとなり、監督は別人が務めたからか正直期待ハズレの作品となってしまった。
そう思った人たちにもこちらの映画はおすすめしたい。
キングスマン
「キングスマン」もマシュー・ボーン監督、マーク・ミラー原作という同スタッフで製作されたアクション映画。「キック・アス」と比べると、素人ヒーロー集団がプロ集団に代わり、可憐な少女は英国紳士に代わり、印象に残らなかった悪役は鮮烈な悪役に代わったというべきか。国際的スパイ組織に属する主人公を演じるのはアクションイメージがないコリン・ファース。悪役に鉄板のサミュエル・L・ジャクソン。あまりシリアスになりすぎずに、わくわくするスパイストーリーと、キレのあるアクションと、笑えるジョークと、過去スパイ映画へのオマージュを楽しめる映画になっている。細かいことは突っ込まずに気軽に観て楽しもう。
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