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こういう映画がやりたかった!:「アイアンマン」が好きなら→「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」もオススメ!

「アイアンマン」で世界的なヒットを飛ばしたジョン・ファヴロー監督の思いが詰まった映画を紹介します。俺が言いたかったのはこういうことなんだ!俺がやりたかったのはこういう映画なんだ!という声が聞こえてくるようです。

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アイアンマン

アイアンマン」はジョン・ファヴロー監督によるSF映画。シリーズ3部作の内、1作目と2作目が同監督による作品となっている。ロバート・ダウニー・ジュニア演じる軍事企業の社長で発明家の主人公が、パワードスーツを製作・装着し、アイアンマンとなって世界平和のために戦うストーリー。監督自身も主人公の運転手役として出演している。アイアンマンは世界各国で大ヒットし、映画のクオリティ、ロバート・ダウニー・ジュニアの演技ともに高い評価を得た。そのため、その後アイアンマンシリーズとなり3作品が製作されることになる。しかし、シリーズ化にありがちな結果だが、アイアンマン2については、第1作ほどの驚きやインパクトを与えることはできず、あまり評価を得られなかった。このことが「シェフ~」という映画を作るきっかけになっているように思う。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました

シェフ 三ツ星フードトラック始めました」はジョン・ファヴロー監督によるコメディ映画。ジョン・ファヴロー監督が脚本・主演も兼ねている。主人公の天才シェフ(ジョン・ファヴロー)の店に著名料理ブロガーが来るというので渾身の新メニューを作ろうとするが、オーナーから変なことはせず定番料理しか作るなと命じられる。料理ブロガーに酷評されたジョン・ファヴローは、SNSでの炎上を巻き起こしながらも料理ブロガーに再戦を申し入れる。しかし、またもオーナーから新メニューを止められ、店を辞めてしまう。その後、自分のやりたい料理ができるフードトラックを始め、キューバサンドイッチを作り話題を集めていく。というのがあらすじだ。

あらすじだけでも分かる通り、シェフ=監督であり、店=アイアンマン、フードトラック=本作を連想させる。細かいところでも、息子と過ごしているジョン・ファヴローが大道芸人の操り人形をじっと見つめていたり、大きなレストランも楽しかったけど小さなフードトラックからまた始めたかったんだと言ったり、脇役ながらキャストにロバート・ダウニー・ジュニアやスカーレット・ヨハンソンを据えていたりと、皮肉を通り越して女々しいくらいな感じだ。それでも本作が評価されたのはちょうどよいバランスを保っているからであろう。皮肉を言いまくってはいるが、ジョン・ファヴローも身勝手で人の話を聞かない(周りだけが悪いのではなく自分も悪い)。ジョン・ファヴローがひたすら可哀想になるわけではなく、ちょっと抜けていてポジティブな姿がコメディ。息子、元妻、元彼女、相棒がみんな良い人で、監督自身の周りの人への感謝が感じられる、などなどである。そして単純に、いかにも監督がやりたいことを楽しんでいる感じが伝わってきて、観れば笑って元気になってしまうコメディに仕上がっている。

最後に、「シェフ~」では様々な食材、レシピ、料理が登場し、そのどれもが本当に美味しそうだ。美味しい料理を手元に置きながら本作を観るのがおすすめ!

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