青年×親父、年齢を越えた友情が泣ける:「小説家を見つけたら」「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」

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監督 ガス・ヴァン・サント

両方とも監督はガス・ヴァン・サント。「マイ・プライベート・アイダホ」では、ゲイの私生活を臨場感たっぷりに描き、その後、ゲイの政治家ハーヴェイ・ミルクを描いた「ミルク」の公開時に自身がゲイであることを公表したことは記憶に新しい。

『小説家を見つけたら』と『グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち』

小説家を見つけたら

IMDb / Sean Connery and Rob Brown in Finding Forrester (2000)

小説家を見つけたら」「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」について、ともに青年×親父のタッグで、女性があまり出てこない映画ではあるものの、ゲイ的な要素は皆無。ハートフルな王道タッチに徹した感動作。

“物語”なので二人が最初から心を通わせ、すっかり分かり合っているのでは面白くない。最初は全く相いれない二人…終盤になり、年の離れた男の友情が確かなものとなり、グッときてしまう。だが、「小説家を見つけたら」では偏屈な小説家の親父(ショーン・コネリー)が、「グッド・ウィル・ハンティング」では問題児の青年(マット・デイモン)が、それぞれ中々の曲者。友情を築くのは簡単なことじゃない。この曲者たち、歩み寄ろうとするとひらりとかわし、一体どこで激高するか皆目わからない。そんなスリリングな”男同士の駆け引き”が、ゲイである監督にこそ緊張感をもって描けたということなのかもしれない。

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