シリアスになりすぎない、ユーモアと音楽が爽快エンタメ映画:「キングスマン」が好きなら→「オデッセイ」もオススメ

2015年公開のこの2作品は、ジャンルは全く違うのに、シリアスになりすぎないエンタメ映画という観点で似ている。これは批評家受けはしないだろうが、観ていて非常に楽しく爽快であり、娯楽映画として素晴らしい。

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キングスマン

キングスマン」はマシュー・ヴォーン監督によるアクション映画。英国紳士スパイ役のコリン・ファースと悪役のサミュエル・L・ジャクソンの対話で、まさに直接的な台詞として出てきてしまう。「スパイ映画は好きか?」「最近のはシリアスすぎてあまり好きじゃないけど、昔のは最高だった。現実離れしているからね」「おぉ、昔のボンド映画だな」と。そういう映画を目指したのがキングスマンである。そして終盤には、威風堂々に乗せて、もはやふざけすぎとも言われかねない現実離れしたシーンを見せて楽しませてくれる。

オデッセイ

オデッセイ」はリドリー・スコット監督によるSF映画。事故で火星に取り残されたマット・デイモンが植物学の知識を活かしてジャガイモを栽培して食料を確保したり、様々な問題を1つずつ解決しながらサバイバルする。火星でひとりぼっちで食料も少なくシリアスに陥りそうになっても、ジョークを飛ばしポジティブに生きていく。ディスコ音楽がその時々のマット・デイモンの状況と重なっているところも楽しい。こちらももはやふざけすぎとも言われかねないシーンがある。宇宙飛行士の仲間たちがマット・デイモンを救出に来るがもう少し距離が足りない。マット・デイモンは「アイアンマンだ」と冗談を飛ばしながら、手袋に穴を開けて空気圧で宇宙を飛んで行くのである!